福祉住環境コーディネーター協会とは、東京商工会議所、NPO法人「生活・福祉環境づくり21」などの関連団体の支援により、
福祉住環境コーディネーター検定試験の合格者が、真に役立つ人材として認知され、活躍できる状況を目指し、
相互連携、個々のスキルアップ、情報の収集・発信等を行うため、平成14年5月に設立された団体です。
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福祉住環境
コーディネーター協会
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TEL:03-3283-7480
FAX:03-3283-7488
MAIL:info@fjc21.org
 今月の特集 地元大工さんの会−住宅改修事例−
 全国の活動グループ等の活動事例を紹介します。
住宅改修事例 <1>
1.相談までのいきさつ

80代女性の方が被保険者。自宅で転倒・骨折して入院されていました。
以前はベットの上での生活時間が多く、ご家族の方(特に長男の奥様)が介助されていました。そのため、トイレもポータブルトイレをご使用でした。その方が、退院されるにあたってトイレの改修をしたいということで。担当のケアマネージャーさんからご相談がありました。


2.改修目的

ケアマネージャーさん、大工さんの会担当者、工務店、ご家族での話し合いの結果、行動範囲を広げ、少しでも「自立した生活を」ということで、トイレの改修工事を決定しました。


3.改修内容

田舎の古い住宅のトイレで、男性用と女性用が2部屋に別れており、狭く、介助が困難なつくりになっていました。

※右写真はクリックすると大きいサイズで見れます。
[ 改修前 ]
仕切壁で2部屋に別れている
床はタイル張り・段差あり
改修前のトイレ内部
・開き戸→引き戸
・タイル張り→フローリング張り(滑り防止・段差解消)
・便器変更(和式→洋式)
・仕切壁撤去(2部屋→1部屋)
[ 改修後 ]
扉を3枚引の引戸に変更
床をフローリング張りに変更・段差解消
改修後のトイレ内部

4.改修後の効果

この改修工事で、介助スペースが広く確保でき、危険性も大幅に減らすことが出来ました。
同居の奥様からは「適切な工事をしていただき、母の不安も私の負担も減りました。あれからデイサービスにもいくようになりました。」とのお言葉を頂きました。
 

「連携」について

 介護保険を使う住宅改修のご相談は、様々な方々からお受けしています。ケアマネさんであったり、施工する工務店さんであったり、直接高齢者の方からであったりもします。
 現場に携わってからは、各専門分野の方と被保険者、ご家族の方との信頼関係を大切に、情報提供、打ち合わせを進めます。そこで常に気を配っているところは、いかにスムーズに適切な住宅改修を進めていくかということです。もちろん専門知識も必要であると思いますが、コーディネーターとして最も大切な役割は各専門分野の方々を連携し、高齢者の方の自立生活、転倒予防のお手伝いをすることだと思います。
 

「理由書作成」について

 最近、2級福祉住環境コーディネーターの理由書作成を認める市町村も増えつつあるようですが、実際に住宅改修を行う上で、ケアマネさんの意見、知識は必要不可欠なものだと思います。
 書類の通過点で、ケアマネさんとの関わりを配慮すべきでないでしょうか。


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