介護施設向けに浴槽のリース販売を開始
−積水ホームテクノ、「浴槽可変システムバス」の浴槽部分の交換が可能− |
| 2008/07/08(Tue.) |
積水化学工業株式会社の100%子会社である積水ホームテクノ株式会社は、提携リース会社を通じて介護施設向け「浴槽可変システムバス」の浴槽部分のリース販売を開始した。
製品は、介護施設や高齢者専用賃貸住宅などの共用部における「個浴」向けのシステムバスで、入浴する人の身体状況に合わせて浴槽レイアウトを変更できる同社独自の「可変性」が特徴。
また、システムバス本体(スケルトン)と浴槽とその周辺部材(インフィル)が分離されており、同じスケルトンで3種類の浴槽(FRP製可変式浴槽、檜浴槽、小型機械浴槽)が設置可能。今回、インフィルのリース販売を開始することで、利用者に合わせた浴槽の交換など、より一層利用者のニーズに対応できる。
有料老人ホームなどの介護施設や高齢者専用賃貸住宅などでは、高齢者施設の居室をいくつかのグループに分け、少人数での家庭的な雰囲気の中でケアを行うユニットケアの広がりとともに、従来の大浴場ではなく、システムバスによる「個浴」が増加している。
しかしながら、経年とともに入居者の身体状況が悪化する傾向があり、新築・増改築時に計画・設計された入浴設備の機能と要介護度が乖離していくことが予測される。そのような場合、既存設備の改造やマンパワーに頼った対応となり、追加投資の発生や介助者の負担増など、施設運営上の問題が生じる恐れがある。
今回の浴槽リース販売により、入居者の身体状況の変化に合わせて、入浴設備を比較的容易かつ安価に交換することが可能となり、様々な課題に柔軟に対応することが可能となる。
浴槽リース販売では、インフィルをスケルトンと分離してリース販売をするもの。スケルトンは建築工事として販売し、インフィルを施主または運営事業者に提携リース会社を通じてリース販売(リース期間:5年)を行う。
利用者のメリットとしては、リース満了時に、ニーズに合わせた浴槽や、最新の浴槽に交換が可能。利用者の介護度に合わせた浴槽に交換することにより、スタッフの労力軽減が見込まれる。施設の建築費を抑制でき、初期投資を減らすことが可能となり、また、浴槽交換時に、製品代・工事費などの多額の費用が不要となる。
浴槽リースの使い方例としは、「施設開設当初は、入所者の要介護度が低い場合、その残存機能を利用した入浴を行うFRP浴槽または檜浴槽とする。リース満了時の6年目に、入所者の要介護度が悪化した場合、昇降シートによる入浴を行うため、小型機械浴槽に交換する」などの活用方法がある。
積水ホームテクノの介護施設向けシステムバスは、一般普及品よりも大型で、“安全で快適な自立と介護”を追求した2024U型(内寸1980×2445×2197mm)と2020W型(内寸1980×1980×2197mm)の2機種があり、利用者の身体能力や介助方法によって、浴槽、移乗台、縦手すりのレイアウトを簡単に変更できる「ユーザー可変」機構が特徴で、自立入浴から2方向、3方向介助まで対応可能。
また、通常のFRP製浴槽の代わりに、癒し効果の高い檜浴槽や、介助労力を軽減できる小型機械浴槽を設置することも可能となっている。なお、介護用施設向けシステムバスについては、これまで高齢者介護施設や病院など、全国600箇所以上に採用されている。
リース部材

システムバス本体(建築工事)

2方向介助プラン:浴槽を左に設置

自立入浴プラン:中央に浴槽、両側に移乗台を設置

一人介助プラン:浴槽を右、移乗台を左に設置

檜浴槽仕様

小型機械浴槽(パンジーU)仕様

問い合わせ先:積水ホームテクノ株式会社 浴室・システム商品事業部企画部
積水ホームテクノ株式会社概要
- WEBSITE:積水ホームテクノ
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