医療施設向けベッドの主力機種をモデルチェンジ
−パラマウントベッド、「メーティスシリーズ」− |
| 2008/07/02(Wed.) |
パラマウントベッド株式会社は、医療施設向けベッド「メーティスシリーズ」をモデルチェンジし、販売を開始した。
今回のモデルチェンジでは利用者の声を反映し、安全性と使いやすさを徹底的に追求。台車部分から細部にいたるまで改良を加えたほか、ベッド本体にセンサーを内蔵し、オプション品を取り付けることでナースステーションに患者の離床を知らせる「離床キャッチ」や看護スタッフの業務の効率化に貢献できるナースコントロールパネルなど、新機能を採用している。
メーティスシリーズは、電動でベッドポジション(背中、膝の角度や全体の高さ)をコントロールできる医療施設向けベッドの上位機種。背上げ時に身体が足側にずれないようにする「カインドモーション」や腹部への圧迫を防ぐ「角度制限機能」、音声で操作内容を知らせる「手元スイッチ」など、安心・安全機能を装備して2003年の発売以来、好評を得ている。
新製品は、高さ調節を行うモーター部分に、世界で初めて超小型荷重センサー(離床キャッチ)を内蔵。中継ボックス(別売)を取り付けることで、利用者がベッドから離れたことを感知してナースコールで知らせる。感知用のマット等を敷く必要がないため利用者の妨げにならず、取り付けも簡単。
屈まずに片手でベッドポジションの操作ができるナースコントロールパネル(別売)を採用。ベッドサイドに回り込まずに操作でき、看護業務の効率化を図れる。心肺蘇生等が必要な緊急時には通常の2倍の速さでベッドをフラットな状態にすることができる。
ボタン1つの操作で、背上げと膝上げ動作をバランスよく組み合わせ、背上げ時の体のずれ、姿勢の崩れ、圧迫感を大幅に軽減する「カインドモーション」を採用。ずれや圧迫を軽減することで床ずれ発症のリスクを低減するとともに「背上げによって足側にずり落ちた利用者を引き上げる」という作業負担が軽減される。また、ベッドの床部(ボトム)を改良し、従来性能をさらに向上した。
ベッドの床高は最低時25cm、万一の転落の際、骨折等のリスクを低くする。また、厚さ8cmのマットレスを載せても33cmとなっており、ベッドに横座り(端座位)した際、日本人の90%以上が、かかとをゆかにつけられる高さとした。安定した端座位は、リハビリの第一歩といわれている。また、最高時の床高を従来品より3cm高くし、63cmに設定。作業性を向上した。
手元スイッチは、音声ガイダンスと液晶パネル付に改良、ベッドのポジションを液晶でわかりやすく表示し、背部や膝部の角度、ベッドの床面の高さが表示されるため治療、処置の場面で役立つ。液晶のバックライトの色を白に変更し、視認性を向上した。操作内容を音声で通知することで、視力が弱い人などの誤操作を予防する。
そのほかの特長としては、キャスターロックペダルの形状を大型にして操作性を向上させるとともに、ロックする場合の力を従来品に比べ24%軽減、ロック解除する力を同45%軽減した。導電キャスターの採用で搬送時の静電気を除去できるよう改良も行っている。年間販売目標は12,000台。希望小売価格は709,000円〜810,000円となっている。
メーティスシリーズ

ナースコントロールパネル

パラマウントベッド株式会社概要
|
|
|